2008年04月19日

もはやゼルダはゼルダではない

東方Projectの作者であるZUNさんの講演会のレポートがアップされました
http://gensou.credits99.com/after.html

この中でマリオ、FFはシリーズではないような話が出てきています。

これは昔スーパーマリオブラザーズ、ワールドをプレイして、それが上手い人間がそのままマリオギャラクシーなども上手にできるかどうか?
ということだと思います。

マリオシリーズはもはやキャラと世界観を共有しただけであって、ゲームシステムはほぼ受け継いでいないということになります。

FFはもはや、キャラ、世界観、ゲームシステムをほとんど共有していません。
ACとかDCなどのようにRPG、映画、アクションなどと混在しています。
名前だけで、5は好きだけどDCは嫌い、などのようにシリーズの中で好き嫌いができるような気がします


しかし、ドラクエはそのままだと評価しています。
確かにドラクエはほぼシステムも世界観も変わっていません。
1での戦い方が8で通用しないこともありません。


このようにシリーズもののゲームはいかに世界観を共有し、シリーズのファンを納得させることが勝負のポイントだと思います。


これをゼルダに当てはめると、
3Dゼルダは、コントローラーを使うという変なギミックに力を入れるより、時のオカリナ、ムジュラを改善することでさらに進化するかもしれません。

しかし、ゼルダ、ガノン、トライフォース、光の矢などのお約束、フラグ回収などでいっぱいで世界観が大きくなりすぎているような気がします。
世界観の肥大化によって、ディスク一枚ではゼルダを表現することができなくなっているのではないかと思います。
トワプリでも、すべてを表現するには時間がかかりすぎるため、ファンががっかりする作品になったのだと思います。


これはシリーズものの限界なのでしょうか

スマブラ拳では
http://www.smashbros.com/jp/gamemode/various/various33.html
こうして並べてみると、『ピクミン』の前後には
6年ぐらいの時間が空いていることが判りますね。

実際には『どうぶつの森』や『脳トレ』、『Wiiスポーツ』などが
出ていますが、新しいキャラクターシリーズを生むことが
難しくなって来たことを感じます。



もしかすると任天堂は新しいシリーズものを生み出すことをやめたのかもしれません。


posted by ダイエイ at 22:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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